★しし座流星群★


33年の周期で大出現を繰り返している、しし座流星群。
この流星群の源はテンペル・タットル彗星と言われています。
33年周期の前後の数年間は毎年11月17−18日頃に
顕著な出現が見られます。

前回の回帰の際、1966年アメリカ、アリゾナ州では
一時間あたり15万個と言う大流星雨の観測がされました。
1966年のような大出現を一度でも見たいのは、
アマチュア天文家のみならず一般の方も同様と思われます。

今回の回帰は、1998年2月に母彗星が地球に接近したばかり。
期待された1998年は、かなり明るい流星が時間あたり
40−50個程度飛ぶのが日本各地で見られました。
しかし流星雨には程遠い期待はずれの出現状況でした。
一方、東アジア付近が条件的に最良という予想にもかかわらず、
東ヨーロッパではその6時間後にかなりの出現が見られました。

1999年は、流星軌道と地球が最接近する極大予報時刻が
11月18日AM11時頃にあたり、日本ではあいにく日中のため
見ることができません。このため、一部の観測家たちは
条件の良いヨーロッパ方面へ遠征して観測されました。
この年は、日本では17-18日の夜は全国的に天気が悪かった
だけでなく、出現数も昨年よりもかなり少ない状況でした。
今年は空振りかなと思われたその5−6時間後、
ヨーロッパ各地で瞬間最大5000個程度の流星雨が
観測されました。その時の出現状況を示す写真
メンバーの磯部氏によって写されております。
一方日本では、極大日の翌日の18−19日の深夜過ぎから
時間100個以上の顕著な出現が観測されました。

次の2000年は、予想では日本ではあまり顕著な出現は
ないであろうと予想されているが、98年、99年のように
極大日前後の三日間は注意したいものです。

2001年は、アッシャー博士によると1999年度よりも
顕著な出現が見られる可能性があると予測されています。
この時の日本の条件は良いため、
皆さんも是非注目してください。